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ヘアブラシにはこんな種類がある!それぞれの特徴と役割、使い方を押さえておこう

まとまりのあるサラサラの美髪に整えるため、頭皮マッサージのためなど、普段何気なく使っているブラシには、意外に知られていなかったいくつもの種類が展開されています。

ヘアケアアイテムの中でももっともオーソドックスなヘアブラシは、種類別の特徴や役割、使い方を知っておくと、髪と頭皮の悩みをケアしながら、毎回のスタイリングもラクになる、さまざまな恩恵を実感できるかもしれません。

今回のコラムでは、ヘアブラシの主な種類とそれぞれの役割、正しい使い方について解説していきますので、新しくヘアブラシを新調しようと考えている女性や、今の髪と頭皮の悩みに応じたブラシを選びたい人はぜひ参考にしていただければと思います。

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目次

ヘアブラシの主な種類【5選】見た目の特徴と役割を見ておこう!

一言にヘアブラシと言っても、見た目や役割が違ったいくつものタイプが存在しています。

ここではヘアブラシの主な種類5選について、見た目の特徴と役割を解説。

さらにヘアブラシの5選それぞれにおすすめの髪質・頭皮環境のタイプを合わせてお伝えしてみたいと思います。

ヘアブラシの種類その1デンマンブラシ

デンマンブラシはハーフブラシとも言われ、半円状の見た目をしたヘアブラシのことをいいます。

もともとは美髪大国となるイギリスのデンマン社がリリースしたヘアブラシとなり、数あるブラシの種類の中でも、もっともブローに最適だというメリットがあります。

デンマンブラシは髪のうねりやパサつきが気になり、ナチュラルなストレートヘアに仕上げたい場合は、さりげないワンカールを入れたヘアアレンジを楽しみたい女性にも適しています。

ドライヤーの熱や紫外線など耐熱性があるデンマンブラシは、ドライヤーで髪を乾かしながら手軽に使うことができ、目が細かいため髪の表面から内部にまでしっかりとブラシを刺激を与え、まとまりある質感に整えてくれます。

ヘアブラシの種類その2クッションブラシ

クッションブラシは、ピンの根元部分にクッションのような弾力性があるため、頭皮へのダメージを抑えながら、ストレッチングを利かせたブラッシング・頭皮マッサージに役立つヘアブラシです。

クッションブラシの見た目は、前項でご紹介したデンマンブラシと同じになっていますが、デンマンブラシにはないクッションのストレッチングの作用が頭皮の傷みや髪の絡まりを負担なくケアしてくれます。

またクッションブラシは軽量で腕のチカラを入れずともブラシのクッションの作用のみで髪と頭皮に刺激を与えることができます。

クッションブラシを使う際は、頭皮を軽くタッピングするように当て、ブラシを上下にトントンと動かすと、頭皮の血行が良くなり薄毛や抜け毛予防、栄養のめぐりをスムーズにする効果が期待できるでしょう。

クッションブラシの販売ブランド、商品によっては、髪と頭皮のケアばかりではなく、肩や腰、首のコリに当ててトントンと叩いてケアができる、機能性が充実した商品もリリースされていますよ。

ヘアブラシの種類その3スケルトンブラシ

スケルトンブラシは、ヘアブラシの中でももっとも軽量でリーズナブル、携帯などもしやすいコスパが良い種類として人気があります。

スケルトンブラシはピン同士の感覚が広めになっているので、ピンに髪が過度に引っかかってしまう心配が少なく、手ぐしをしているような感覚でブラッシングが可能になります。

ブラシの根元には細かな穴がいくつも空いているため、水洗いした後も乾かしやすく、ドライヤーの熱を流す作用も優れています。

摩擦が少なく絡みにくいヘアブラシとなっているので、寝ぐせやパーマによる髪の絡まりが気になる人におすすめ。

さらにスケルトンブラシは、髪の長さ・質感にかかわらず、根元に当てて逆毛を立てたり、カールをする際にクセ付けにも幅広く活用でき、根元からハリのあるボリュームヘアを楽しみたい際にも重宝するタイプとなっています。

ヘアブラシの種類その4ロールブラシ

カールブラシとも呼ばれることが多いロールブラシは、丸形筒状の形状で、柄部分のまわりの360度にらせん状に細かな毛が配置されたヘアブラシのことをいいます。

カールブラシはドライヤーを使用しながらのブロー時に使うことが定番で、筒状の丸みを帯びた形状になっているため、ナチュラルなふんわりしたカールを作りたい際におすすめです。

カールブラシにはさらに直径のサイズにも違いがあり、

  • 外ハネのヘアアレンジに仕上げたい場合:細めの18㎜
  • ショートヘアの場合:38㎜
  • ナチュラルなワンカラーのスタイリングに仕上げたい場合:53㎜
  • ロングヘアのカール付けに使いたい場合:63㎜

と、髪の長さやなりたい髪型のイメージに合わせてサイズ感を選べるところも便利ですよ。

ヘアブラシの種類その5パドルブラシ

パドルブラシは、ヘアブラシの種類の中でももっとも新しく、幅・サイズ感ともに大ぶりな見た目のヘアブラシとなっています。

パドルブラシは船を漕ぐパドルに似た四角い形状が見た目の特徴となり、クッションブラシよりもやわらかく弾力性とストレッチングが利いているため、頭皮と髪のゆらぎ・敏感な状態が気になる女性に適しています。

横幅があり面積が広いパドルブラシは、一度にたくさんの部分の髪を時短でブラッシングできるため、毛量の多い人やスタイリングを時短で済ませたい際にもおすすめですよ。

ヘアブラシには材質・毛質にも種類がある!?それぞれの特徴と役割

頭皮マッサージやブラッシング、日々のヘアスタイリングに欠かせないヘアブラシは、材質や毛質にも細かな種類が展開されています。

ヘアブラシの材質・毛質にもそれぞれに役割や向いている人のタイプがあるため、ベストなヘアブラシを選ぶ際の参考に、材質・毛質別の特徴と役割を見ていきましょう。

ヘアブラシの材質の種類

ヘアブラシの材質には主に以下のようなタイプがあります。

  1. 樹脂:クッションブラシに使われることが多く、耐熱性や柔軟性に優れ、水洗いが可能
  2. 木材:空気の乾燥が気になる時期も髪の静電気が起こりにくい、ピン先が丸くなっているため頭皮マッサージにも最適

ヘアブラシによくあるふたつの材質は、まったく用途・役割が異なっているため、使用のシチュエーションや髪、頭皮の状態に合わせて使い分けをしておくことがおすすめです。

ヘアブラシの毛質の種類

ヘアブラシのブラシ部分がどんな毛質となっているのか、このポイントを押さえておくと今の頭皮や髪の悩みに応じた商品をセレクトすることができます。

ヘアブラシの主な毛質の種類とそれぞれのメリット・役割をまとめてみました。

ナイロン

ヘアブラシの毛質の中でももっともオーソドックスで弾力性があり、腕にチカラを入れずとも時短でのブラッシングが可能になります

ナイロン製のヘアブラシは毛質が比較的丈夫で水洗いも可能、お手入れがラクなのでコスパが良いヘアブラシを探している人にも適していますよ。

猪毛

猪の毛を使ったヘアブラシは、上質で高級感あるヘアブラシとして、有名なヘアサロンでも採用しているタイプです。

猪毛のヘアブラシは、適度な硬さと弾力性が主な特徴となり、剛毛で髪のブラッシングに時間がかかる女性や、不自然な髪のボリュームを抑えてまとまりのある質感に仕上げたい際の使用に適していますよ。

豚毛

天然毛が使われたヘアブラシの種類のひとつとなる豚毛は、適度なクッション性・弾力のある毛質で、髪質問わずに使用できる手軽さがあります。

豚毛を使って頭皮マッサージを行うと、適度に皮脂が分泌され、ブラッシングによってツヤが髪の根元まで下りてくるため、髪の乾燥や頭皮が気になる女性に適しています。

ヘアブラシの正しい使い方・間違った使い方を押さえておこう!

ヘアブラシは種類ごとにさまざまな役割・メリットがありますが、正しい使い方をしていないと逆に髪や頭皮のダメージの原因になることがあります。

ヘアブラシの正しい使い方を押さえて、種類それぞれの特性を生かすために、ここでは使い方のコツと注意点を合わせて参考にしてみましょう。

ヘアブラシの正しい使い方

ヘアブラシの正しい使い方は、形状や毛質、材質にかかわらずに、髪の絡まりを指でほぐしてからブラシを当てるということ。

髪の絡まりがある状態でいきなりブラシを当ててしまうと、ヘアブラシは手ぐしよりも強い圧力をかけてしまうため、切れ毛や枝毛、新しい絡まりができてしまうなどのリスクが高まります。

ヘアブラシを当てる際は指で軽く髪をほぐし、根元から毛先にかけて強すぎない圧をかけてとかすようにしましょう。

ヘアブラシを使う前にはあらかじめ、オイルやミルク、ミストタイプなどのアウトバストリートメントや、保湿成分が配合された整髪料を使っておくと、ブラッシングによる圧に反応して理想的な質感、フォルムに仕上げることができます。

ヘアブラシの間違った使い方

ヘアブラシを間違った使い方は、材質や形状、毛質にかかわらず、濡れた髪に使用してしまうことや過度なブラッシング。

まず髪が濡れた状態はキューティクルが開いているため、ブラッシングによる刺激を受けると髪の表面が傷み、乾燥やパサつき、枝毛や切れ毛などができやしくなります。

髪が濡れている状態は乾いた髪よりも倍ダメージを受けやすいと言われているため、ヘアブラシは乾燥した髪に使うようにしましょう。

また1日当たりのブラッシングは、

  1. 起床時
  2. 就寝前
  3. シャンプー前
  4. スタイリング前

の4回のタイミング、頻度が最適だと言われています。

過度にヘアブラシを当てると頭皮と髪が逆に傷んでしまう心配もあるため、4つのタイミングを意識した正しいブラッシングを心がけるようにしましょう。

おわりに

ヘアブラシの種類を把握してさまざまなタイプを上手に使い分けていくと、髪質と頭皮環境に合ったヘアケア、理想のスタイリングがトータルで実現できそうですね。

夏の間に蓄積した髪と頭皮のダメージが顕著に出やすいこの時期、ぜひ髪と頭皮の状態に合わせたヘアブラシを活用して、ベストなコンディション維持とお気に入りのヘアアレンジをいくつも楽しんでくださいね!

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