ヘアケア

髪がはねるのはどうして?原因とまとまりある髪を目指すヘアケア・予防法!

朝起きた時によくある髪のはね、スタイリングをキレイにしても夕方には崩れて髪がはねてしまう…。

そんな髪のトラブルは、見た目にも影響してしまって本当に悩みますよね。

今回は髪がはねると悩んでいる女性に向けて、意外に知られていなかったそもそもの原因や、髪のはねをなくしてまとまりある質感を目指すためのヘアケア、予防法をわかりやすく解説。

今すぐに直したい髪のはねに対処する方法や、はねる髪を魅力的に見せるスタイリングのコツも合わせて参考にしてくださいね。

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目次

髪がはねるのはどうして?よくある5つの原因を解説!

朝起きた時に髪がはねているのに気付くと、いつも以上にケアやスタイリングに手間がかかって強いストレスを感じてしまいますよね。

また、キレイにヘアスタイリングをしたつもりなのに時間の経過とともに髪がはねて、原因がわからないと悩む女性も多いことでしょう。

髪がはねるのには主に5つの原因があり、この原因を押さえておくとまとまりある髪に仕上げるためのヒントやアイディアが浮かび上がってくるはず。

髪がはねる5つの原因と関係性を一緒に見ていきましょう。

原因その1髪の乾燥やダメージによるもの

間違ったシャンプーの仕方や髪と頭皮に合っていないシャンプーを使っている、さらにはドライヤーの熱・紫外線ダメージなど、髪と頭皮はほんのささいなきっかけでも乾燥やダメージにつながってしまいます。

髪の乾燥やダメージは、髪が保持している水分のバランスが崩れているため、まとまる部分とまとまらない部分の差が顕著に出て、束状になった髪のはねが全体的にランダムに出てしまうのです。

水分や油分には、髪をまっすぐしっとりとまとめ上げる役割があるため、頭皮と髪の乾燥はまとまりある髪を作るための要素が不足・減少し、部分的なはねや髪全体のはねにつながることがあります。

原因その2つむじの向きや髪のクセによるもの

女性にはそれぞれに髪質やつむじの向きが異なっていて、この要素が髪がはねる原因になることがあるんです。

髪はそもそも、つむじをスタート地点・頂点にして、左か右のどちらかに向かって渦巻くように生えています。

そのため、つむじの向きが外側・下側にあると髪がはねる原因になることも。

また髪の毛にクセが強く、毛先にまとまりが見られない髪質の場合は、左右や上下などさまざまな方向に髪がねじれ、はねてしまうことがあります。

原因その3毛穴のゆるみによるもの

頭皮の毛穴は、ピンと弾力があって引き締まった状態であるほど、太くまっすぐでしなやかな髪を育てると言われています。

頭皮の毛穴は紫外線ダメージやスタイリングによる摩擦、加齢や食事の栄養バランスの乱れなどが原因で緩みやすくなり、緩んだ頭皮の毛穴からはクセやうねりの強い髪が生えてしまいます。

さまざまな原因によって頭皮の毛穴のゆるみが増えていくと、生えてくる髪もうねりやクセのある質感に変わるため、毛先のはねばかりではなくパサつきやまとまりのなさが目立つこともあるんですよ。

原因その4毎日のヘアスタイリングによるもの

お団子やハーフアップ、ポニーテールや巻き髪など、毎日のヘアスタイリングが髪がはねる原因になってしまうことがあるんです。

髪を結ぶ・まとめるといったヘアスタイリングを毎日繰り返し行っていると、髪の方向が定着して形状記憶的にクセになり、毛先が外方向にねじれてはねやすくなります。

特に乾燥やダメージが目立つ髪は、丈夫な髪質に比べると細く、コシや弾力が見られない状態。

そのような髪質に毎日スタイリングで摩擦や刺激を与えていると、髪がひねりや曲がりが目立ち、全体的なはねに変わってしまうことがあるのです。

原因その5遺伝によるもの

生まれつき髪がはねやすい女性の場合は、遺伝による原因が考えられるかもしれません。

本人の髪は、両親や近親類者の髪質を影響を受けやすく、遺伝として受け継ぐことがめずらしくはないと言われています。

ただ遺伝による髪質や髪のはねは、年齢を重ねるとともにその影響を受けにくくなって髪質が変わることもあると言われていますよ。

はねる髪の毛をすぐに直す方法!4つの流れを押さえておこう

起床後やお出かけ・仕事中の合間に鏡を見てはねる髪の毛に気づいても、すぐには対処が難しいと悩んでいませんか?

今すぐに直したい髪の毛のはねは、ここでご紹介する4つのステップでカンタン手軽に補修することができるんです。

髪がはねるトラブルが頻繁で悩んでいる女性に向けて、しっとりまとまりのある髪を取り戻すための4つの補正ポイントをまとめてご紹介します。

step1はねている部分に水分を与える

髪がはねていることに気づいたら、まずはじめにその部分に、

  • 霧吹き
  • 寝ぐせ直しウォータ

などのアイテムを使って、たっぷりの水分を与えてあげましょう。

はねている髪に水分を与える際は、他の髪のはねも考慮しながら、仕上げに頭皮や他の部分にもまんべんなく水分を与えてあげることがポイントです。

はねている髪に水分を与えると、乾燥が改善されてまっすぐな質感に補正しやすくなりますよ。

step2ドライヤーでブロー

髪にたっぷりの水分を与えたら、次は濡れている部分の髪の根元からドライヤーを当て、はねをまっすぐに補正するイメージでブローをしていきましょう。

水分を含んだ部分にドライヤーを当てブラシでブローをすると、水分を含んだ髪がブローの圧によって形状記憶的にストレートの質感を取り戻すようになります。

ドライヤーを当てる際は、はねる髪の原因になる乾燥や熱のダメージを防ぐために、

  • 髪と頭皮から20㎝程度離して当てる
  • まんべんなくドライヤーの温風を当てるため、ドライヤーを振りながら使う

ようにすることがポイントです。

特に髪のはねが目立つ毛先は、指やピン目の細かなクシを使って、内側に髪を巻き込みながらドライヤーを当てていきましょう。

仕上げに冷風のドライヤーをまんべんなく当てると、キューティクルが水分を保持して髪の内部に閉じ込めるため、はねの気にならないつややかな質感に整えることができますよ。

step3コテやアイロンではねている髪を補正

コテやアイロンを使ってはねている髪を補正すると、熱のチカラによってうねりの目立つ髪をまっすぐに補正できます。

アイロンやコテをはねている髪に当てる場合は、まっすぐにしすぎるよりも、はねている部分を緩やかに内側にカールさせるようにスタイリングしましょう。

特に髪のはねが目立つ部分は、熱のダメージから守る専用のスタイリング剤をあらかじめ塗布しておくと、内側にやわらかなカールがかかってしなやかなスタイリングに仕上がります。

step4ヘアオイルやワックスを馴染ませて完了

はねる髪を補正するスタイリングの最終ステップは、ヘアオイルやワックスを馴染ませること。

髪を固めるタイプの整髪料を使うよりも、ヘアオイルやワックスを使った方が、内巻きに仕上がった髪のしなやかさを維持することができ、再度髪がはねてしまう予防にアプローチできます。

髪がはねるのを未然に予防!シャンプーやトリートメントの基本的なヘアケア

頭皮や髪の乾燥、熱や紫外線のダメージではねやすい髪を未然に抑えておくために、ここではシャンプーやトリートメントの基本的な使い方と、プラスアルファのヘアケアをわかりやすく解説!

髪がはねるトラブルでストレスを感じてしまう前に、シャンプーとトリートメント、プラスアルファのヘアケアのポイントをぜひ参考にしてくださいね。

シャンプーのポイント

正しいシャンプーを習慣づけておくと、頭皮環境が健やかに整ってクセやうねりのないしなやかな髪が育っていきます。

今日からのシャンプーは次の手順をしっかりマスターして、はねる髪の改善にアプローチしてくださいね。

  1. シャンプー前に丁寧なブラッシングをしてはねた髪をまとめておく
  2. ぬるま湯を使って1分程度の時間をかけて予洗いをする
  3. シャンプーを手のひらでしっかり泡立て、髪全体を包み込むように泡を馴染ませていく
  4. 爪を立てず、指の腹を使ってシャンプーの泡を髪と頭皮に揉み込んでいく
  5. 髪を洗い流す際はこすらず、ぬるま湯をまんべんなくかけて流していく
  6. すすぎ残しがないよう、3分程度の時間をかけて丁寧に洗い流す

トリートメントのポイント

シャンプーの後に使うトリートメントは、髪がはねる原因となる乾燥を防ぎ、うるおいを補う役割があります。

髪のはねが気になるのは頭皮と髪の乾燥のサインでもあるため、シャンプー後は欠かさずにトリートメントでケアをしましょう。

髪のはねが長期的に続き、慢性化している場合は、トリートメントの後にコンディショナーを使うことがおすすめ。

この理由は、コンディショナーを使うことで髪の表面にあるキューティクルの補正・保護になり、サラサラでまっすぐ、ツヤのある理想の質感に整います。

トリートメントを洗い流す際も、シャンプー時と同じ要領で丁寧に時間をかけてすすいでくださいね。

頭皮専用の保湿アイテムをプラス

髪は頭皮から生えているため、この土台が整っているとはねない丈夫でまっすぐな髪の育毛にアプローチできます。

頭皮専用のオイルや保湿剤をセレクトして、週に1・10日に1回のペースでコンスタントに頭皮マッサージを行いましょう。

この方法は、加齢や長期的な紫外線ダメージによって傷んで乾燥した髪にうるおいを与えたり、頭皮の血流を促して髪に必要な栄養を届けることにもアプローチできます。

髪のはねを活かした魅力スタイリングを楽しもう

はねている髪をあえて補正せず、外側にしなった髪の魅力を引き出すスタイリングを楽しむことも、はねる髪のコンプレックスが気にならなくなるポイントに。

髪のはねが目立つ場合は、アイロンやコテを使って他の部分の髪も外側にはねさせたり、トップからサイドにかけての髪を内側に巻いて、今大ブームになっているくびれヘアに仕上げてみましょう。

くびれが活きたヘアスタイルは立体的なフォルムが小顔に見せたり、実年齢よりも若々しい印象に見えておすすめですよ。

おわりに

髪がはねる原因、毛穴のゆるみや頭皮と髪の乾燥は、日々の保湿と頭皮マッサージで解決できることがほとんどなんです。

はねている髪を補正するスタイリングや外はねが魅力のスタイリングなどのアイディアを積み重ねて、これまでの悩みをまるごと解説していきましょうね!

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