好みの色合いにヘアカラーをしても、髪のパサつきや頭皮の乾燥が気になったり、色持ちが悪いと感じて、どんなヘアケアが必要なのか悩んでいませんか?
お気に入りのヘアカラーの色合い、ツヤを維持するためには、ヘアカラー後の髪と頭皮の状態を早めに理解し、状態に応じたお手入れをしていくことが色持ちアップ、髪と頭皮の傷みを緩和するポイントになります。
今回はヘアカラー後の美しい髪の色合いをキープするため、ヘアカラー後の髪の状態と必要なお手入れ、色持ちを良くするためにしておきたいコツをまとめて解説してみたいと思います。
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目次
ヘアカラーをした後の髪、頭皮はどんな状態?
ヘアカラーをした後の髪と頭皮の状態を理解しておくと、色持ちをキープして髪と頭皮のダメージを減らすヒントやアイディアが掴めるようになります。
ここではさっそく、ヘアカラー後の髪と頭皮の状態をチェックしてみましょう。
キューティクルが開いてうるおいが減少しやすい
ヘアカラーをすると、染料が髪の内部に浸透していく過程でキューティクルが開きます。
キューティクルは髪の表面に存在してツヤやうるおいを保持する役割があるため、ヘアカラーによってキューティクルが開くと、それまでに保持されていた栄養が水分が逃げ出すことで髪と頭皮が乾燥しやすい状態になっているのです。
ヘアカラーをした後のキューティクルをいたわるケアを心がけていると、色持ちキープはもちろん、頭皮と髪のコンディションが安定すると言われていますよ。
髪と頭皮がいつもよりもデリケートになっている
ヘアカラーの薬剤は、市販・通販・ヘアサロンのタイプ別にかかわらず、刺激物や添加物が含まれています。
ヘアカラーをすると、一時的ではあるものの髪と頭皮が薬剤に含まれている刺激物・添加物によってダメージを受けてしまうため、質感や頭皮が敏感になって、ささいな摩擦や刺激を受けるだけでもパサつきやうねり、色ムラなどのトラブルにつながりやすくなります。
ヘアカラーをした後に必要なヘアケアをチェック!
ヘアカラーをした後はどんなヘアケアが必要になるのでしょうか?
理想の髪色をキープしながら、ヘアカラーによる髪と頭皮へのダメージを最小限に抑えていくため、ここでは髪を染めた後に必要なお手入れをわかりやすく解説。
お手入れ別に必要な理由を合わせて解説していきますので、ぜひチェックしてくださいね。
24時間シャンプーを控えること
ヘアカラーをした後は、持ちをよくするために24時間のシャンプーを控えることが美容師や専門家からも推奨されているんです。
この理由はカラーリングに含まれている染料は、髪の表面から内部に浸透するまでに24~48時間程度の時間がかかると言われているため。
ヘアカラーをしても髪が染まりにくいと感じている場合は、長めの48時間シャンプーを控えるようにすると、染料が髪の表面から内部に行き届き、持ちの良さをキープすることができますよ。
アミノ酸配合やカラー持ちに特化したシャンプーを使うこと
カラーリングをした後の理想的な髪色を長く持たせるためには、アミノ酸配合やカラー持ちに特化したシャンプーを使うことがおすすめです。
まずアミノ酸系の洗浄成分が含まれたシャンプーは、一般的な種類となる高級アルコール系・石鹸系のシャンプーよりも洗浄力がマイルドで、カラーリングの染料を溶かし出し過ぎないメリットがあります。
またアミノ酸系のシャンプーは頭皮に必要なうるおいを補いながら洗浄できるため、カラーの色持ちがよくなり、カラーリングをした後によくあるごわつきや乾燥、パサつきなどの予防にも役立ちますよ。
シャンプー後は欠かさずにトリートメントを使うこと
ヘアカラーの美しい色合いを保つためには、キューティクルが保護されて、髪の表面と内部の染料が流れ出ないようにすることがポイントになります。
シャンプー後に使うトリートメントは、キューティクルを保護してカラーリングの染料を髪の表面と内部に保持する役割があり、ツヤやコシのあるカラーリングヘアを維持するためにも欠かせないアイテムになります。
丁寧なタオルドライを心がけること
ヘアカラーをした後の髪は、キューティクルが開いて摩擦や刺激にいつも以上に敏感な状態になっているため、ゴシゴシと擦り付けるようなタオルドライは色落ちや色ムラの原因になってしまいます。
丁寧なタオルドライのポイントは、髪をタオルでやさしく包み込み、トントンとリズミカルに水分を拭き取っていくことが重要。
髪と頭皮に刺激のかかるタオルドライをしてしまうと、カラーリングの持ちが悪くなることはもちろん、キューティクルが傷ついて髪のパサつき、頭皮のダメージにつながるため、やさしいタッチで丁寧なタオルドライを心がけるようにしましょう。
ドライヤーを正しく使うこと
ヘアカラーをした後の髪色を長持ちさせるためには、ドライヤー使いも重要なポイントになります。
高熱の温風が出るドライヤーを長時間当ててしまうと、髪が乾燥してヘアカラーの染料が分解・蒸発しやすくなるため、
- 髪と頭皮から15㎝以上離して使う
- 根元や毛先、サイドにまんべんなく温風を当てていく
という使い方を心がけてみましょう。
ドライヤーの仕上げは冷風を髪全体に当ててあげると、開いていたキューティクルがキュッと閉じて、ヘアカラーの染料を保持しながら色持ちのUPにつながりますよ。
摩擦と紫外線ダメージに気をつけること
ヘアカラーの持ちを良くするために気を付けておきたいのが、摩擦と紫外線ダメージ。
ヘアカラーをした後は添加物・刺激物の影響でキューティクルが開きやすい状態に変わり、ちょっと摩擦や刺激を与えるだけでも色落ちや髪のダメージにつながることがあります。
また髪や頭皮は、顔よりも紫外線を倍吸収しやすい性質と言われているため、日傘や帽子、髪や頭皮専用の日焼け止めミストを使って、紫外線からのダメージを予防しましょう。
髪や頭皮は、第3の紫外線と呼ばれているブルーライトを浴びることによってもダメージが蓄積し、色落ちの原因になってしまいます。
スマートフォンやパソコン、テレビなど身近な電子機器からブルーライトは発せられているため、ヘアカラーをした後は使用時間を短くするなどの調整を取ってみましょう。
トリートメントはつけ置きせず早めに洗い流す
ヘアカラーをした後の色持ちを良くするためには、トリートメントの塗布・放置時間にも気を配っておく必要があります。
この理由は、髪は濡れている際にキューティクルが開いた状態になり、ヘアカラーの染料が流れ出やすくなるため。
トリートメントはヘアカラーの持ちをよくするイメージがありますが、長時間つけ置きすると髪が濡れてキューティクルが開いた状態が長く続くため、逆に色落ちの原因になることがあるのです。
シャンプー後にトリートメントを使う際には、色落ちの影響を考えて、いつもよりも短い時間で洗い流し、長時間のつけ置きを避けるよう心がけてみましょう。
ヘアカラーの持ちを良くするために!してはいけない習慣をチェック
ヘアカラーでダメージを受けた髪をいたわりながら、理想の美しい色持ちをキープするためには、前項でご紹介した必要なお手入れの他にも、してはいけない習慣・お手入れ法を押さえておくことが肝心。
髪と頭皮によくないとは気づけずに間違ったお手入れをしてしまうことも、色ムラや髪と頭皮のダメージの原因になるため、ここではヘアカラー後にしてはいけない習慣や間違ったヘアケア法を一緒にチェックしてみましょう。
髪や頭皮の日焼け対策をしない
ヘアカラーをした後の髪は、キューティクルが剥がれてうるおいと栄養が流れやすい状態にあり、ここに紫外線ダメージが加わると髪と頭皮にかかる負担が大きくなります。
髪と頭皮の紫外線対策をせず、長期的に日光を浴びてしまうと、髪を構成するタンパク質が変性してうねりやパサつき、ヘアカラーの染料を分解して色ムラなどのあらゆるトラブルが出てしまいます。
髪と頭皮は顔やボディに比べると紫外線ダメージをダイレクトに受けやすいパーツとなり、特に髪は顔よりも倍紫外線を吸収する性質を持つと言われているため、帽子や日傘の使用、髪専用の日焼け止めを欠かさずに使うようにしましょう。
自然乾燥やドライヤーの長時間使用
ヘアカラーをした髪にできるだけ刺激や摩擦を与えないために、シャンプーからのタオルドライ後は自然乾燥をする人も少なくないのでは?
ですが濡れたままの髪はキューティクルが開いてヘアカラーの染料が流れ出やすくなり、色ムラや髪と頭皮の乾燥につながるリスクがあります。
また逆に、ドライヤーの長時間使用もヘアカラー後の髪にダメージを与え、カラーの持ちが悪くなる大きな原因に。
この理由は、ドライヤーを長く使い続けていると、髪と頭皮の内部に熱がこもって染料が流れ出やすくなったり、美しい髪色を守るための栄養・水分が不足して持ちを悪くさせてしまうのです。
ゴシゴシ洗いやタオルでの摩擦をかけた拭き取り
ヘアカラーをした後の髪は、染料によるべたつきやニオイが気になることもあるため、つい力を入れてシャンプーをしたり、ゴシゴシと摩擦をかけるようなタオルドライをしてしまうことがあります。
キューティクルが繊細になっているヘアカラー後のシャンプーやタオルドライに必要以上にチカラを入れ過ぎてしまうと、髪のうるおいとツヤを守るキューティクルがボロボロと剥がれたような状態になり、頭皮と髪にかかる影響が大きくなるのです。
おわりに
ヘアカラーをした後の髪は、比較的髪質が丈夫な女性でも敏感な状態に変わっているため、いつも以上に丁寧なヘアケアを心がけることがポイントになります。
正しいお手入れを早めに習慣づけておくと、これまでよりも髪の美しい色合いがキープされて、ヘアカラーの頻度を減らしながら髪と頭皮にかかるダメージを減らせるメリットが。
ヘアカラーをした後は髪と頭皮にやさしさ第一のお手入れを心がけて、魅力が活きる理想の髪色をキープしてくださいね。
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